開催趣旨:留学生のキャリア教育の必要性からカリキュラム作成のための進路指導者及び実務担当者を対象にして検討するキックオフのセミナーを開催した。今後、継続して実施してキャリア教育カリキュラムの作成を行う。

名  称:「キャリア教育カリキュラム作成にかんするセミナー」

日  時:平成28年1月30日(土) 15:30~17:20

会  場:長崎出島交流会館

講  師:奥田純子(コミュニカ学院院長)山田樹市郎(長崎留学生支援センターコーディネーター)

参加者:大学、短大、日本語学校6校 11名

 

当初、山田コーディネーターより、日本企業の就職概要および留学生の就職事業、長崎県内の留学生の状況について説明し、日本企業のうち大手企業といわれるのは全体の0.3%に過ぎないこと、長崎県内の留学生の就職、進路状況などが日本企業の紹介をしました。

続いて、奥田先生からは、平成26年度地域中小企業の海外人材確保・定着支援事業で作成した「留学生のためのビジネス日本語ハンドブック」の制作を通しての留学生の就職活動についての紹介がありました。

現在、在留資格「技能実習」で来日して外国人と留学生の資格外活動許可証を持ってアルバイトをしている留学生がほぼ同数であることが紹介されました。

さらに、留学生の就職支援を考えるときに、日本語教師はどうしても敬語などの教育に目がいきがちですが、就職活動の全体像から「就職・就業に必要な活動」、「職業・職種の異業種に関わらず必要なスキル」、「前の2つの活動やスキルを下支えする日本語力」の3領域を考慮に入れる必要があり、留学生の就職支援活動、キャリア教育活動へ資するためには大局的なビジネス日本語教育の紹介がありました。